ハヤシ海運グループ進化論
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松坂 私は上司や先輩方に厳しく指導いただいたことがハヤシ海運に入社して一番よかったと感じていることで、大変感謝しています。あのときの指導があったからこそ、今現在このように仕事に取り組むことができる。自分を育てていく上でとても良い会社です。社長 一昔前は「職場で仕事ができ、事故がなければよい」という風潮があったように感じていますが、そうではなく、「これからの時代を担う人たちに、数年後どのように育ってほしいか」という次につなげるための教育が絶対に必要だと考えています。これまでも「教育計画」というものはありましたが、系統だった教育システムはありませんでした。新入社員や中堅層にはこうした教育、係長や管理職にはこういった研修を受講してもらいたいなど、階層別に必要となる教育を何年も前からイメージしており、それがようやくこの2~3年前から形になってきました。これからの時代に求められるものはコロナによってまた形が変わってくるかもしれませんが、ハヤシ海運としてどういった教育が最適なのかをその都度検討し、それを積極的に実行していかなければならないと考えています。皆さんもぜひ、学んだことを各職場でフィードバックし、作業環境や業務の改善につなげていってください。一人ひとりの「健康」を守ることで会社の未来をより明るいものに南村 私は食べることが好きなのですが、いつのころからか家族が寝静まった後にお菓子を食べるのが日常の小さな喜びになっていました。その結果、メタボリックシンドローム予備軍という診断を受けてしまい…。会社から勧められ、保健指導を受けさせていただいているところです。自分自身で目標を定めてコツコツと努力していきたいと思っています。福田 私も生活習慣病の観点から、毎日ほぼ同じ時間に就寝し起床するという生活を心がけています。妻と近所を約40分かけて散歩するというのも日課です。休日も含め365日こうした習慣を身につけることは安全作業や健全な精神力にもつながるのではないかと考え続けています。心がけているのは無理をしないこと、適度な汗をかくということです。社長 ハヤシ海運にとって大切な4本柱のひとつが「健康」ですが、その理由は皆さんの健康が会社のためにも、皆さんの家族のためにもなると強く感じているからです。健康診断をしっかり受診し、もし何かあれば二次検診を受けてもらう。そして、もしもの際にはしっかりとケアしてもらえるような職場環境を整えていきたいと考えています。こうした積み重ねが非常に大切です。松坂 2008年という早い時期からインフルエンザを重要視し、予防接種の補助をしていただいています。従業員の健康面を常に意識してくださっていることがありがたいです。喜多 健康に関するそうした取り組みが認められ、2021年も健康経営優良法人の資格を取得することができました。これでハヤシ海運は2年連続「特に優秀な健康経営を実践している企業に対して経済産業省から認定された法人」ということになります。毎年の更新なのですが、企業のイメージ向上や人材確保、従業員の健康状態の維持・改善にもつながり生産性の向上にもなるということで、継続して取得する予定です。食べることが好きでメタボ予備軍に。現在は会社の保健指導を受けながら改善中。ハヤシ海運 和歌山支店海務部 海務2課南村 知成東燃ゼネラル石油時代、全国ドライバーズコンテストに関西地区代表として出場した経験あり。ハヤシ運輸 初島統括営業所運行部福田 隆信10

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