ハヤシ海運グループ進化論
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この数年で仕事の変化はありますか?吉村 和歌山での取扱い船減少に伴い、効率化の一環として少数精鋭で業務を遂行することになり、一人ひとりの対応範囲が広がってくると予測されます。川畑 同じ和歌山でも私が担当する外航船の方は一時期減っていたもののまた戻ってきたという感じです。上杉 川崎の外航船もよく船が入ってくる上、全国の他の代理店と比べるとハヤシ海運で取り扱っている船の数は多いようで驚かれています。武田 川崎の内航船に関しては、ENEOS川崎様だけでなく他社の桟橋業務などもあり忙しくしています。川畑 変化といえば…コロナの影響ですよね。外航船では船員さんが下船できない期間が長かったなと思います。吉村 私たちは全員出社していたのですが、相手先の船会社の事務所が東京や大阪にあるため、リモートワークの方が増えてしまい、「なかなか連絡がつかない」という状況になることはよくありました。武田 内航船は乗下船ができない、ということはないのですが、船の中になるべく外部から人を入れないようにするという注意はありました。船長やチーフとの打ち合わせも簡潔になりましたね。ただ、船会社のリモートワークで連絡が取れなかったり、やり取りがかえって複雑になるということは確かにありました。上杉 外航船に関しては、船の方が陸にいる私たちから感染させられるのではないか、と怖がっていました。そのため、マスクや消毒、検温など、船側に迷惑をかけないよう配慮しながらの対応を続けています。代理店業務のやりがいを教えてください川畑 すべての業務が滞りなく終わって船長にサインしてもらう際に「Thank you」と感謝の言葉を言われると順調にいってよかったなとやりがいを感じます。吉村 船会社や船主、船長から個別にさまざまなお願いをされるのですが、「ありがとうございました、助かりました」などとお言葉をいただくと、励みになります。武田 直樹● 内航船担当● 2006年入社上杉 大● 外航船担当● 2008年入社川 崎KAWASAKIそして、伸化へ進化論株式会社ハヤシ海運70周年記念 川崎支店 × 和歌山支店 社員座談会川崎支店、和歌山支店でそれぞれ内・外航船の船舶代理店業務を担当する4名による座談会を開催。最近の仕事の状況に加え代理店業務のやりがいや大変な点、今後の目標や会社に求めることなど、さまざまなテーマについて語ってもらいました。あらゆる「シンカ」を続けていくために12

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