船舶の着桟から出航までの各点検帳票を電子化し、点検場面に応じた項目を複数枚に分かれて記入していた点検結果をまとめて記入できるようになりました。その結果、新人でも順を追って点検することで結果に抜けがなく、安全で確実に実施できるようになりました。そして今まで事務所で管理していた船舶情報やSOP(標準作業手順書)などを現場にいながらいつでも確認することが可能になりました。このタブレット端末は電話やメッセージ送信のほか、カメラが搭載されており、現場の不安全箇所をリアルタイムで記録・報告が可能です。将来的には英語にも対応するなど、システム改善に取り組んでまいります。ラダーアクセスチェック(4種類)荷役安全点検表(油)※ガスは対象外海上荷役チェックリスト(積)※揚は対象外船舶荷役安全確認表(表裏)テンプレート化タブレットにて点検結果を入力2018年に海上荷役業務として国内初となる防爆仕様のタブレット端末を用いた「港湾工程管理システム(パナソニックと共同開発)を川崎支店に導入。複雑化する海上荷役点検作業の安全性向上と確実な作業の維持・継続に努めています。● 安全作業の確立に向け業界初の「港湾工程管理システム」を導入4つの帳票を電子化電子化により点検ルートの画一化と帳票記入の効率化を実現15ハヤシ海運グループ進化論 ハヤシ海運グループの取り組み
元のページ ../index.html#17