Work & Person
海運男子
- ニックネーム
キムさん
川崎支店 海務部 船舶課
木村 博明
HIROAKI KIMURA
1995年入社。タンカーから受け取ったロープを陸へ渡して着桟させます。
手が空いているときは綱取りボートの保守や整備といったメンテナンスをして本番に備えます。
休日の過ごし方
社内のフットサルチームで大会に向けて練習をしたり、海に釣りに行ったりしています。魚料理はもちろん料理全般が得意です。
ハヤシ海運を選んだ理由
会社見学に来たときに警戒船を見て、船の乗組員の少なさに驚きながらも、仕事に対する貢献度が高そうだと入社を決めました。
1日のスケジュール
- 6:30出社
- 7:00綱取りボートの点検と暖機
- 11:00綱取開始30分前にボートに乗船
桟橋前にて待機 - 13:00空き時間を利用しボートの整備や食事
- 17:15ボートの就業点検をして帰宅
普段はどのような仕事をしているのですか?
港にタンカー(内航船)が着くと、船から陸へロープを渡して着桟させます。 その際、綱取りボート(小型船)に乗ってタンカーのそばまで行き、船員からロープを受け取って陸上まで運んでいきます。 タンカーに近づくとはいえ距離があって、天候によってリスクもありますが、決してロープを取り逃がしてはなりません。 2人1組となって操船とロープの受け取りを手分けして、互いに声をかけ合いながら確実に安全に行っています。 手が空いているときは綱取りボートの保守や整備といったメンテナンスをして本番に備えます。
どんな時にやりがいを感じますか?
やはり、船を無事着桟橋させられた時ですね。綱取りは一見単純そうな作業なのですが、気象や海面の状態は毎回違い同じシチュエーションはありません。また海が荒れた場合はより作業が困難になります。綱取りボートの船長と上乗り作業員は2人1組で息のあった作業が大切になりお互いに力を出し合って目標を成し遂げた時はやりがいと達成感があります。
思い出に残っているエピソードを教えてください。
初めてシーバースの綱取り作業に行った事です。その日は海が荒れていて船の動揺も大きく私はシーバースに向かう途中で船酔いをしてしまいました。それを見兼ねた先輩方は自分に“大丈夫か?”と声を掛けてくれました。
そんな中で全長300m超えの大型船の綱取りを行っている先輩方を観て“カッコイイな”と思ったのと自分も仕事を早く覚えて先輩たちに追い付きたいと思ったのを覚えてます。
今後、挑戦していきたいことは?
今後は綱取りボートの操船や各船舶の工務監督など幅広い職務をこなせるようになりたいと思います。自分自身まだまだ身につける事もあって毎日が新しい発見の連続でとてもやりがいを感じています。また目標となる上司の方が沢山いて自分もいつかそんな上司になれる様、日々の業務に励んでいきたいと思います。